山原工藝店は、北部の工芸品を集めたお店です。2017年10月にオープンしました。

いわゆるセレクトショップというより、多様性があって自由で楽しい、やんばるらしさが伝わる作品構成を心がけています。


<お店を始めたきっかけ>

大宜味村では毎年4月に「いぎみてぃぐま」という工芸市が開催されます。人口わずか3000人の村で、20近くの在大宜味の工房が参加する工芸市ができるというのは全国でも珍しいケースではないかと思いますが、まとまった量の地産の工芸品が販売されるのはこのイベントの時だけでした。地域で作られているものにいつでも触れられる場所があればいいのに、と漠然と抱いていた思いが、形になりました。


<位置づけ>

工芸に特化した売店、あるいは道の駅のような、やんばるの工芸の案内役になりたいと思っています。

訪ねてくださる方がより深く作家さんにのめりこむための、あるいは作品を通してやんばるの魅力に親しむための、入り口の役割を担えたらと考えています。


<目指すもの>

私・店主の夫は陶芸工房を営んでおり、私自身作り手の苦労を長年肌で感じてきました笑

この経験を活かして、作家さんたちの立場を理解することに努めながら、作り手・売り手・お客さまの「三方良し」のお店作りを目指しています。


なによりも、やんばるという底知れぬ魅力をそなえた土地で、新しいものが生み出される現場に立ち会えるワクワクを感じながらがら日々仕事をしています✨


山原工藝店 店主

山上晶子